宮内庁御用達 黒川本家 黒川本家 東大寺店〜葛の和洋スイーツ、創作料理〜
奈良県奈良市春日野町16
奈良公園 ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」
内にオープン

弊社が属する吉野葛製造事業協同組合は、地域ブランドを適切に保護するため、平成19年7月に特許庁より「吉野本葛」「吉野葛」に関して地域団体商標の登録許可を頂きました。
黒川本家の歴史


明治初期より宮内省の御用を預かる。黒川重太郎

明治時代の葛製造風景

大蔵永常 製葛録
黒川本家は、現在より約四〇〇年ほど遡る、江戸初期の元和元年(一六一五)、京都にいた初代・黒川道安が葛根を吉野から取り寄せて葛粉を作り、朝廷に献上したところ、その風味を賞せられたのが始まりです。その後大和松山藩(現在の奈良県宇陀市大宇陀区)に移り住み本格的に本葛作りが始まりました。葛作りに恵まれた自然環境のもと、当店のつくり出す本葛粉は大和松山藩主であった織田伊豆守長頼から「当代随一」と評され、創業以来ほとんど変わらない伝統の精製法で、純良・高品質な「本物の味」を今も守り続けています。近年では明治初期より宮内庁の御用を預かり、かの昭和天皇もご愛飲されておりました。また、文豪・谷崎潤一郎が小説『吉野葛』の執筆にあたり、当店に逗留した際に「秋は来ぬ うしろの山の葛の葉に うらさびしくも なりにけるかな」と、歌を残しています。かつての藩主より「随一」と評されたことが縁で、現在「随一印吉野本葛」として当店の代表的ブランドとなり、全国の老舗・一流といわれる和菓子・料亭の厨房に「随一」の名の本葛が絶えることがありません。







 Copyright(C)2008 KUROKAWA-HONKE. All Right Reserved.