宮内庁御用達 黒川本家 黒川本家 東大寺店〜葛の和洋スイーツ、創作料理〜
奈良県奈良市春日野町16
奈良公園 ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」
内にオープン

弊社が属する吉野葛製造事業協同組合は、地域ブランドを適切に保護するため、平成19年7月に特許庁より「吉野本葛」「吉野葛」に関して地域団体商標の登録許可を頂きました。
伝統の本葛づくり


伝統の寒晒し

乾燥
黒川本家の本葛づくりは、冬の身を切るような厳寒の中で始まります。山方(やまかた)と呼ばれる葛堀り専門の職人たちが山奥より掘り起こしてきた葛根を砕き、清廉な井戸水を使って桶でひたすら清めていく「吉野晒し」という作業を、十日間で五回ほど繰り返します。清められた葛は次第に純白の澱粉となり沈殿していきます。次に、こうして桶に残った生葛を切り出し、小割りにして乾燥させます。純白に輝く葛から水分が抜けていく光景は何とも美しいもの。表面が乾くと、約2ヶ月間自然の風が通る倉庫で乾燥させて、本葛粉が完成します。葛精製には空気も水も冷たいほど良く、本物の味をつくり出すために三〇〇年前より使用し続けている井戸水、そして創業以来ほとんど変わらない工程が、純白であたかも結晶のような美しさを誇る本葛粉をつくります。葛根から取れる量が僅かなことから、その貴重さゆえ、本葛は「白いダイヤ」と表現されることもあります。



葛根と葛粉







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