黒川本家 東大寺店〜葛の和洋スイーツ、創作料理〜
奈良県奈良市春日野町16
奈良公園 ふれあい回廊「夢しるべ 風しるべ」
内にオープン

弊社が属する吉野葛製造事業協同組合は、地域ブランドを適切に保護するため、平成19年7月に特許庁より「吉野本葛」「吉野葛」に関して地域団体商標の登録許可を頂きました。
吉野本葛


吉野本葛(よしのほんくず) 葛はマメ科の蔓性多年草で、秋の七草のひとつ。夏から初秋にかけて咲く紫紅色の花を可憐に咲かせます。根は漢方薬として、さらに葉は家畜の飼料に、蔓は布の繊維に、花は二日酔いの薬にと利用されてきました。また万葉集など幾多の詩歌で詠まれていることから葛は古来より人々の生活に密着したものとして親しまれてきたことが窺えます。その葛根からとれる本葛粉が本格的に和菓子などで使用されるのは、江戸時代中期以降になります。その独特の風味・粘り・透明感を生かして、葛粽(ちまき)や葛饅頭、葛きりなどが庶民の口に親しまれるようになりました。奈良・吉野地方は、良い水があることや、寒冷な土地であること、雑木林の山に囲まれていたことなど、葛粉の精製に適した地形を備え、「吉野晒し(よしのざらし)」という伝統の製法でつくられた「吉野本葛」の品質はその優秀さで知られています。そして現在、「吉野本葛」が作り出す豊かな風味と粘り、艶、透明感は、和菓子や日本料理界になくてはならないものとなっております。







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